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愛の名のもとにどれほど夥しいばかりの血が流れていったか。
だが愛よ、その愛は誰がための愛であったのか!
そしてかの神たちはなぜかくも血を欲するのか
良心・平安・慈悲をその舌にのせておきながら
君よ、君は火蜥蜴(サラマンダー)を見たか!
火を怖れぬばかりか吐き出す炎によって火を鎮める両生類!
四大元素の1つ火の擬人像としてアリストテレスもしるしたという火蜥蜴。
この火蜥蜴にNutrsco et extingo「私は養い、壊す」とエンブレムして戦場を奔ったフランソワ1世。が、ルネッサンス学芸の篤い保護者でもあったこの男はことごとく軍神からは見放された。
この王もまた神の愛=慈悲に願って治政を守ろうとした
地の民の血のうえに立ちながら
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そして
もっとも多く流れた血は自由のための愛ではなかったか
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自由。この愛のために演じられたこの1世紀のドラマツルギーは、ロシアの壮大な実験劇場のために用意されていたのかも知れない。
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